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ペットの散骨葬を考えている方へ|方法や注意点を解説

2025.03.21

ご家族同然の存在であった、大切なペットとのお別れを、どのように供養するか悩む方も多いのではないでしょうか。
最近では、ペットの「散骨」という供養のスタイルも注目されています。
この記事では、ペットの散骨の方法や費用、注意点について詳しく解説します。
大切なペットとの最期のお別れを、心を込めて行うための参考にしてください。

 

ペットの散骨とは

火葬したペットの遺骨を粉骨して供養する方法です。
ペットの散骨を取り扱っている専門の業者、例えばペット霊園やペットの葬儀会社に依頼することができます。
また、ペットと人間の散骨の違いは、埋葬許可証が発行されない点で、それ以外の内容は同じになります。

ペットの散骨が選ばれる理由 

ペットの好きだった場所に供養したい 

​海や山など、ペットが生前に好んでいた場所に散骨し、その場所で永遠に過ごして欲しいと考える方がいます。

お墓の後継者がいない

ペットのお墓には後継者がいないケースも多いでしょう。

そのため、お墓がない「散骨」という供養のスタイルを選ばれる方が多いです。

 

ペットの散骨方法

ペットの散骨方法には、大きく分けて以下の2つがあります。

自分で散骨する

飼い主自身がペットの遺骨を粉骨し、散骨する方法です。
しかし、自身で散骨を行うことは、精神的なダメージにつながる可能性があります。

専門業者に依頼する

ペット散骨は、専門の業者に依頼することをおすすめします。
​業者によっては、海洋散骨やお寺での散骨などの、多様なプランを提供しています。

 

ペットの散骨にかかる費用 

火葬費用

ペットの大きさや火葬方法によって異なりますが、小型犬や猫で約1万円~3万円程度、大型犬で約2万円~8万円程度が一般的です。

粉骨費用​

自分で行う場合は道具代のみで済みますが、業者に依頼する場合は5,000円~2万円程度が相場です。

 

ペットの散骨を行う場所 

自宅の庭

自宅の庭への散骨は、いつでもペットを身近に感じられます。
近隣住民への配慮は必ずしましょう。

海が好き、海の思い出がたくさんあるペットに人気の方法です。
​海水浴場や漁場の近くなどの、公共の場所は避けましょう。

思い出のある山や森林で安らかに眠らせてあげたい、と考える飼い主さんもいるでしょう。
ただし、私有地や保護区域での散骨は避ける必要があります。
登山客や周囲の方の配慮も忘れないでください。

お寺

ペットの散骨を取り扱っているお寺もあります。
お寺だと安心して供養をお願いできる、と考える方もいるでしょう。
合同の供養会を開催している場所もありますので、ぜひ調べてみてください。

 

ペットの散骨の注意点 

ペットの散骨を行う際には、以下の点に注意することが重要です。

遺骨は必ず粉骨する

遺骨をそのまま散骨すると、他人に不快感を与える可能性があるため、必ず粉末状にしてから散骨しましょう。

散骨場所の法律や規制を確認する

自治体によっては、散骨に関する条例が定められている場合があります。
​事前に確認し、法律を守りましょう。

マナーを守る

公共の場や他人の土地での散骨は避け、周囲の人々や環境への配慮を心がけましょう。

 

まとめ 

ペットの散骨について解説しました。
ご自身で行うこともできますが、専門の業者に​信頼できる業者に依頼する方法もあります。
安心できるスタイルで、ペットとの最期の時間を大切に過ごしてください。
珠花散骨では、お寺でのペットの散骨を執り行っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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